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ノ​ス​タ​ロ​ジ​ー​(​nostalogy)

by hikikomorio

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1.
大人たちが寝静まったら そっと家を抜け出して 誰もいない交差点で 君と待ち合わせ ねぇ、なんて静かな月の夜だろう 僕達だけが息をしてるみたい 町外れの工場の冷たい壁にもたれ ジュースを飲みながら僕らは空を見る ねぇ、なんて綺麗な月の夜だろう 微かに触れる君の体温 がらんとした国道の 道沿いに咲く花を いくつも千切っては 意味もなく笑いあった ねぇ、このまま遠くゆけたらいいね ネヴァーランドの国を探して さよならこの町戻らないよ 思い出だけを残して ねぇ なんて綺麗な月の夜だろう 風にさわめく 長い前髪 さわめく風に 揺れる前髪
2.
いつか迷い込んだ細い坂の小道 猫のあとを行けばそこは見知らぬ町 深い霧の中、鮮やかな赤鳥居 くぐれば鳴り響く鈴の音 垣根越しの空に怪しげな塔の影 いくら歩いても届かない夢のよう 半透明のクラゲが空を泳ぐ いつしか見失う、空に消えてく (朗読) 明滅する街灯に照らされたそれは 遮る物のない空をどこまでもどこまでも上昇していく さび付いた歩道橋の上から見下ろす見覚えのある風景 枯れ果てた庭、蓮根畑、好きだった図書室の明かり ずっと子供のままだった子供は 昔住んでいた町の中をいまもさまよい続けている ここはいつまでも続く夕暮れの町… 見たこともない空の色、風の匂い なぜだか懐かしく思い出す
3.
空は薄墨くすんだ鼠色 君はレモン色の傘を振り回して じきに台風やってくるから うかれているの? 雨は降りそそぎいつか海になって 小さな箱舟はどこへ流れて行く? もっと降れ降れ何もかも皆 泥のコーヒーかき混ぜるように
4.
稲穂揺らす湿った夕風 赤い空は誰かの悲しみ 古い路地で終わる世界見ていたい 巡る巡る思考の迷宮 (空気を裂いて) 辺りを満たす (調子のずれた) 家路の調べ 辿りつけない記憶の箱庭 忘れているいつでも何かを (離れた心) ふいにどこから (呼び戻される) カレーの匂い 空に空に溶けてく音楽 どうしてここにいるのか分からなくて
5.

about

hikikomorio初のボーカロイドアルバム。
ボーカルに初音ミクを迎え、独自の感性によるノスタルジーとメランコリーの追求、音によるその具現化を試みる。珠玉の4曲。

credits

released January 9, 2015

compose:hikikomorio
arrange:hikikomorio
liryc:hikikomorio
vo:初音ミク(Hatsune Miku)

cover illust:ねこにんげん(neconingen)

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